来週の天気予報では毎日雨のようです。
私は雨の日があまり得意ではありません。
晴れの日はそれだけで嬉しくなります。
特に真夏のカラッと晴れたお天気の日は気分も上がります。
私のように天気によって気分を左右される方は特に女性に多いようです。
私は雨が降ると 『洗濯物はどうしよう』 『子どもの送迎は?』 『何を着る?』 と家事や家族のことだけでも考えることがいっぱいです。
それだけで疲れますし時間がいつもより必要になります。
そういった気持ちの部分もありますが、実はお天気と身体の関係はとても深いのです。
天気痛や気象病などと呼ばれています。
耳の奥の内耳をいうところには気圧センサー細胞があります。
内耳は三半規管ともいわれ体の傾きやバランスに関係しているところです。
気圧の変化により気圧センサー細胞が反応しバランスが崩れたという情報を脳に送ります。
他に筋肉や目からのバランスに関する情報が内耳の情報と異なるため脳は混乱し交感神経が興奮してしまいます。
その結果、痛み物質が分泌され痛み神経を刺激し痛みを感じたりめまいが起こったりします。
内耳の感度は人によってかなり違いますが、敏感な人は気圧のちょっとした変化も感じ取ってしまいます。
飛行機に乗った時気圧の変化を感じてつらい人もいれば、全く平気な人もいますよね。
臨床上、小さい時に乗り物酔いをしていた方は内耳の感度が敏感な方が多いです。
また、鼻と耳は耳管は繋がっているので、花粉症の症状が出ているときや風邪をひいているときなど敏感になりやすいです。
頭痛改善でご自宅で簡単にできるツボ押しとしては
①印堂(いんどう)
②攅竹(さんちく)
③百会(ひゃくえ)
があります。
一つのツボをゆっくり 1 2 3 といたくない程度の力で押してみてください。
どのツボも鼻づまりの解消にも有効なツボです。
当院の治療は内耳や鼻の不調の改善をおこないます。
細く痛くない刺激の鍼や、熱くないお灸を内耳や鼻のツボにしていき改善していきます。
全身の調整もしていきますのでつらい症状が楽になります。
詳しくは全身治療コースをご覧ください